Windows11に興味があるけれど、自分のパソコンが第7世代CPUで不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
特に、windows11 cpu第7世代緩和についての最新情報を探している方にとって、正式対応しているのか、インストールできるのか、使い続けた場合のリスクなどはとても気になるポイントです。
この記事では、windows11 cpu第7世代緩和の現状や、実際にインストールできるケース、またアップグレード後に起こり得る問題や注意点まで、初心者にもわかりやすく詳しく解説していきます。さらに、中古PCや自作PCを検討している方に向けた選び方のポイントもご紹介します。
この記事を読むことで、自分の第7世代CPU搭載パソコンでWindows11を使うべきかどうかを正しく判断できるようになり、後悔のない最適な選択ができるようになります。
この記事のポイント
- Windows11における第7世代CPUの緩和状況と対応モデル
- 第7世代CPUでWindows11をインストールする方法と注意点
- 第7世代CPU使用時のリスクや性能比較
- Windows11対応に向けた中古PCや自作PCの選び方
Windows11は第7世代CPUで要件緩和されたのか徹底解説
Windows 11 CPU要件は緩和されたか？【2023・2024年版】
Windows 11のリリース当初、Microsoftは従来よりも厳格なシステム要件を発表し、特に対応CPUの世代制限が大きな注目を集めました。ここでは、現在の公式要件、緩和の有無、そして最新動向をまとめ、ユーザーへの影響を詳しく解説します。
現行のシステム要件（CPU基準）
Microsoft公式によると、Windows 11のCPU要件は次の通りです。
- Intel製CPU：第8世代（Coffee Lake）以降
- AMD製CPU：Ryzen 2000シリーズ以降
- Qualcomm製CPU：Snapdragon 7c以降
加えて、TPM 2.0の搭載、Secure Bootの有効化などが求められます。
これにより、第7世代以前のCPUは原則非対応となっていました。
要件緩和はあったのか？された部分・されなかった部分
結論から言うと、大規模な要件緩和は実施されていません。
ただし、2021年末から2022年にかけて、次のような部分的な例外対応が行われました。
- 第7世代Intel Core i7-7820HQ（特定条件下のみ）をサポート対象に追加
- 対応CPUリストに一部第7世代モデルを例外登録（Surface Laptop向けなど）
つまり、「公式に要件が緩和された」というよりも、「ごく一部モデルのみ例外認定された」というのが正確な表現です。
緩和対象となったCPU世代・モデル
緩和対象となった代表的なCPUは以下の通りです。
- Intel Core i7-7820HQ（DCHドライバー適用デバイスのみ）
- （一部Surface Book 2など搭載モデル）
これ以外の第7世代CPU（i5-7500やi7-7700Kなど）は引き続き公式対象外となっています。ユーザーとしては、自分のCPUがリストに含まれているか慎重に確認する必要があります。
「要件緩和」と「一部例外認定」の違い
ここで注意すべきなのは、要件緩和と例外認定は別物だという点です。
- 要件緩和：すべての第7世代CPUに対して対応要件を広げること
- 例外認定：特定の機種・条件に限って個別に対応を認めること
Microsoftは、原則として「システム要件を緩和する考えはない」と公式発表しており、現在の例外措置はあくまで個別対応にとどまっています。
2023年〜2024年の最新動向まとめ
2023年から2024年にかけてのアップデート状況を見ても、システム要件に大きな変更は加えられていません。
- 2023年後半の「Windows 11 23H2」リリースでも、要件基準は据え置き
- 2024年現在、24H2ビルドでも第7世代CPUが公式に追加サポートされる動きはない
- Microsoftは一貫して「新しいPC購入を推奨」する方針を維持
つまり、第7世代ユーザーにとって、公式な追認・サポート拡大を期待するのは難しい状況が続いています。
ユーザーへの影響（アップグレード可否）
以上を踏まえると、第7世代CPUユーザーは次の選択肢になります。
- 例外モデルに該当するなら：公式ルートでWindows 11にアップグレード可能
- 例外モデルに該当しないなら：非公式手段（ISOインストール、レジストリ改変）で導入するしかない
- 公式サポート外インストールは、今後のセキュリティアップデート保証がないため注意が必要
今後もMicrosoftがシステム要件を緩和する可能性は極めて低く、現時点でできる範囲内での最善策を選ぶことが求められます。
Microsoft公式のサポートされているIntelプロセッサ一覧
Windows 11は第7世代CPUでインストールできる？【対応モデル・方法】
Windows 11は、原則として第8世代以降のIntel CPUを正式サポートしています。しかし、第7世代CPUでも一部モデルについては、例外的にインストールが可能になっています。ここでは、第7世代CPUでWindows 11を使うための条件と、実際のインストール方法を解説します。
第7世代で公式対応しているCPUモデル
Microsoftは、特例としてごく一部の第7世代CPUをサポート対象に認定しています。代表例は以下の通りです。
- Intel Core i7-7820HQ（ただし、OEMデバイスでDCHドライバが適用されている場合のみ）
それ以外の第7世代CPU（たとえばCore i5-7500、Core i7-7700Kなど）は、公式サポート対象外となっています。つまり、ほとんどの第7世代ユーザーは公式にはインストール不可という状況です。
対応条件と事前確認ポイント
第7世代CPUでWindows 11をインストールする場合、以下の要件を満たしている必要があります。
- TPM 2.0 が有効になっている
- Secure Boot が有効になっている
- BIOSが最新バージョンにアップデートされている
- 互換性チェックツール（PC Health Check）で「適合」判定を受ける
これらをクリアしていない場合は、公式ルートでのインストールはできません。
正規ルートでのインストール方法
もしあなたのPCが上記条件を満たしているなら、以下の手順でインストール可能です。
- Microsoft公式サイトから「PC Health Check」アプリをダウンロードして互換性を確認
- 問題なければ、「Windows Update」経由でアップグレード通知を受け取る
- 通知が来ない場合は、Windows 11インストールアシスタントを使用して手動アップグレード
注意点として、サポート対象外CPUに無理にインストールする場合、今後のアップデート保証はありません。
そのため、アップグレード前には必ずバックアップを取り、自己責任で進めるようにしましょう。
Windows 11が第7世代CPUをサポートしない理由
Windows 11では、第7世代Intel CPUの多くがサポート対象外となっています。なぜ第7世代が外され、どのような背景や理由があるのでしょうか？ここでは、公式方針と技術的な理由をわかりやすく解説していきます。
第7世代CPUがサポート対象外となった理由
第7世代CPUがWindows 11のシステム要件を満たさない主な理由は、セキュリティ要件と性能要件にあります。
MicrosoftはWindows 11を設計するにあたり、最新のセキュリティ技術と高い安定性を求め、厳しいハードウェア要件を設定しました。
具体的には、
- TPM 2.0（Trusted Platform Module）の標準搭載
- Secure Bootの必須化
- VBS（仮想化ベースのセキュリティ）の利用前提
など、ハードウェアレベルでのセキュリティ対策を重視しており、第7世代CPUの多くはこれらの要求に十分応えられないと判断されたためです。
Microsoftが掲げる「信頼性・安定性重視」の方針
Microsoftは公式に、「Windows 11の設計方針は信頼性・安定性・セキュリティを最重視している」と表明しています。
過去、Windows 10以前では幅広いハードウェア互換性を優先していた結果、
- アップデート後の不具合
- ドライバー互換問題
- セキュリティ脆弱性対応の遅れ
などが頻発しました。
Windows 11ではこれらの課題を防ぐために、あえて古いCPUを切り捨てる方針を採ったのです。
これは「多くのユーザーが、より安全で安定した体験を得られること」を最優先した判断とされています。
第8世代CPUとの技術的な差とは？
第7世代と第8世代では、セキュリティ対策面で明確な違いがあります。特に注目すべきは、SpectreやMeltdownといったCPUレベルの脆弱性に対する対応状況です。
- 第7世代CPUは、ソフトウェアパッチによる対策が必要
- 第8世代以降は、ハードウェアレベルで脆弱性が緩和済み
つまり、第8世代以降のCPUでは、根本的な脆弱性リスクがハードウェアで低減されており、より安全なOS運用が可能なのです。
このため、Microsoftは第8世代以降をWindows 11の公式サポート対象に定めています。
あくまで「推奨スペック」であり強制ではない
ここで重要なのは、Windows 11のシステム要件は「推奨スペック」であり、絶対的な強制ではないという点です。
たとえ第7世代CPUでも、
- ISOファイルを使ったクリーンインストール
- レジストリ改変によるバイパス といった方法で、Windows 11を動かすことは可能です。
ただし、公式サポート対象外のCPUでインストールした場合は、
- 将来的なアップデート対象外
- セキュリティパッチが受けられない可能性 など、リスクを自己責任で負うことになります。
公式推奨に従う場合は、第8世代以降のCPUへの乗り換えや新PC購入が無難な選択肢となります。
Microsoft公式のWindows 11の仕様とシステム要件
第7世代CPUでアップグレードする際の注意点【不具合・リスクまとめ】
第7世代CPUを搭載したPCでWindows 11にアップグレードする場合、いくつか注意すべき重要なポイントがあります。ここでは、実際に起こり得る不具合やリスクについて詳しく整理して解説します。
サポート対象外でのアップグレードによる動作不安定リスク
まず押さえるべきなのは、第7世代CPUはWindows 11の公式サポート対象外であるという事実です。
このため、正式な検証が行われていない環境で動作させることになり、以下のようなリスクが生じます。
- システム全体の動作が不安定になる
- ドライバーの互換性問題により周辺機器が正しく動かない
- 予期しないエラーやフリーズが発生する可能性が高まる
こうした問題に直面した場合でも、サポート対象外であるため、Microsoftの公式サポートは受けられません。
Windows Update非対応（重要パッチが受け取れない可能性）
Windows 11では、システム要件を満たしていないPCに対して、アップデート提供を保証しない方針がとられています。
このため、第7世代CPUを使っていると、
- セキュリティ更新プログラム
- 機能改善パッチ などが適切に配信されない場合があります。
これにより、セキュリティリスクにさらされたり、ソフトウェア互換性の問題が放置される可能性もあるため、特に業務利用や個人情報を扱うユーザーは慎重な判断が必要です。
パフォーマンス低下例（起動時間、スリープ復帰問題など）
第7世代CPUでWindows 11を動かした場合、パフォーマンスの低下を体感するケースも多く報告されています。
たとえば、
- 起動時間がWindows 10時代より10～20秒程度長くなる
- スリープモードからの復帰に失敗する、復帰後フリーズする
- 高負荷作業時（動画編集、ゲーミング等）でカクつきや処理遅延が目立つ
など、日常使用にも影響を及ぼすレベルのパフォーマンス劣化が見られることがあります。
特に、仮想化ベースのセキュリティ（VBS）機能がオンになっていると、古いCPUでは負荷が大きくなりやすい傾向があります。
将来的なサポート切れリスク（Microsoftの警告メッセージ例）
さらに、第7世代CPUでWindows 11を運用している場合、将来的に次のような警告メッセージが表示される可能性があります。
- 「このPCはWindows 11のシステム要件を満たしていません」
- 「今後のアップデートは保証されません」
これらの警告は、今後の機能アップデートや重要なセキュリティ修正が提供されなくなるリスクを示しています。
つまり、PCを長期間安全に使い続けることが難しくなる恐れがあり、特に仕事や重要な作業に使用する端末では大きな問題になりかねません。
第7世代CPUでWindows 11にアップグレードする場合は、動作の不安定化、アップデート非対応、パフォーマンス劣化、将来的なサポート切れといったリスクを十分理解した上で、慎重な判断が必要です。
自己責任での運用になることを前提に、バックアップやセキュリティ対策も万全に整えておきましょう。
第7世代CPUに非公式でWindows 11をインストールする方法
第7世代CPUを搭載したパソコンは、本来Windows 11に公式対応していません。でも、ちょっとした工夫をすれば、非公式な方法でインストールできる場合もあります。
ここでは、その手順と注意点を、わかりやすく紹介していきます。
ISOファイルをダウンロードしてメディア作成ツールを使う方法
まず、Windows 11のインストールに必要なISOファイルを用意します。ISOファイルとは、Windows 11をインストールするためのまとまったデータファイルのことです。
手順は次の通りです。
- Microsoft公式サイトからWindows 11のISOファイルをダウンロードします。
- 「メディア作成ツール（Media Creation Tool）」を使い、8GB以上のUSBメモリにインストール用データを書き込みます。
- 作成したUSBメモリをパソコンに挿し、パソコンを再起動します。
- USBから起動して、インストールを開始します。
ただし、第7世代CPUではこのまま進めると、インストール中に「このPCはWindows 11の要件を満たしていません」とエラーが出ることがあります。
レジストリを変更してインストールを進める方法
このエラーを回避するには、パソコンの「レジストリ」と呼ばれる設定を少し変更します。
やり方はこうです。
- インストール画面で「Shiftキー＋F10キー」を押すと、黒いコマンド画面（コマンドプロンプト）が開きます。
- そこに「regedit」と入力してエンターを押すと、レジストリエディターが起動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setupという場所まで移動します。- 「Setup」の中に「LabConfig」という新しいキー（フォルダ）を作成します。
- 「LabConfig」の中に次の2つの設定を追加します。
BypassTPMCheck（DWORD値を1に設定）BypassSecureBootCheck（DWORD値を1に設定）
これでTPMチェックとSecure Bootチェックがスキップされ、インストールを続けられるようになります。
非公式インストールのリスクについて
この方法でインストールは可能ですが、非公式なためリスクも伴います。
- 何かトラブルが起きてもMicrosoftのサポートが受けられない
- 将来的なアップデート（特にセキュリティ更新）が受け取れないかもしれない
- 最悪の場合、システムが正常に動かなくなる可能性がある
つまり、すべて自己責任で行う必要があります。
大切なデータは必ずバックアップしてから作業しましょう。
非公式でも意外と安定して使えている事例も
心配になるかもしれませんが、実はこの非公式インストール方法を使っても、普段使いに問題なく動いている人もたくさんいます。
例えばネットサーフィンやYouTube視聴、文書作成などの軽い作業であれば、特に不具合なく使えている例も報告されています。
ただし、すべてのパソコンで同じようにうまくいくとは限りません。運や個体差もあるため、必ずリスクを理解したうえで試してみてください。
第7世代CPUを使ったパソコンでも、工夫すればWindows 11をインストールできます。
でも、公式サポートが受けられないなどのリスクもあるため、しっかり準備して慎重に作業を進めることが大切です。
Windows 11の対応CPUはどこまで増えた？【第8世代・第6世代も解説】
Windows 11が発表されたとき、多くのパソコンユーザーにとって大きな話題となったのが、「どのCPUなら使えるのか？」という問題でした。
ここでは、対応しているCPUの範囲や、その背景についてわかりやすく解説します。
第8世代（Coffee Lake）以降が公式サポート対象になった経緯
Windows 11では、Intelの第8世代（Coffee Lake）以降のCPUが公式にサポート対象とされています。この決定は、セキュリティと安定性を重視した結果です。
第8世代からは、CPU内部の設計が新しくなり、特にSpectreやMeltdownといった深刻なセキュリティ脆弱性に対するハードウェアレベルでの対策が進められました。
また、Windows 11が求める新しい機能（TPM 2.0や仮想化セキュリティなど）にも第8世代以降はよりスムーズに対応できるようになっていたため、Microsoftはこれ以降のCPUを基準にすることに決めたのです。
第6世代（Skylake）はなぜ対象外なのか
では、第6世代（Skylake）のCPUはなぜ対象外になったのでしょうか？
第6世代CPUもWindows 10の時代には多くのパソコンに搭載され、非常に人気がありました。
しかし、設計が古く、SpectreやMeltdownといった脆弱性に対してソフトウェアパッチでしか対応できず、ハードウェアレベルでは抜本的な対策が取られていません。
また、第6世代ではTPM 2.0が標準搭載されていないケースも多く、Secure Bootや仮想化ベースのセキュリティ（VBS）といった、Windows 11が重視する新しいセキュリティ機能を十分にサポートできないことが理由とされています。
簡単に言えば、「古い設計で、Windows 11が求める安全基準を満たせないから」というわけです。
サポート拡大に対するMicrosoftの過去コメント
Windows 11発表当初、サポート対象のCPUが厳しすぎるという声は世界中から上がりました。
これに対してMicrosoftは、「安全性と信頼性を最優先する」という方針を繰り返し強調しました。
特に次のようなコメントが出されています。
- 「サポート対象外のデバイスでの使用は推奨しません」
- 「互換性リストに入っていないCPUでは、安定性やセキュリティ面で十分な保証ができない」
つまり、広く旧世代CPUをサポートすることよりも、最新環境に合わせて、安全で快適な体験を提供することを選んだ、ということです。
今後さらに古い世代が対応する可能性は低い
では、将来的にもっと古い世代のCPUがサポートされる可能性はあるのでしょうか？
結論から言うと、その可能性は非常に低いと考えられます。
Microsoftはすでに、例外的に第7世代のごく一部CPU（i7-7820HQなど）を対応リストに追加しましたが、それ以外の追加については慎重な姿勢を崩していません。
また、今後リリースされる新しいWindows 11の大型アップデート（23H2や24H2）でも、システム要件に大きな変更は加えられていません。
このため、古いパソコンをWindows 11で長く使いたい場合は、非公式な方法（ISOインストールやレジストリ変更）に頼るしかない状況が続くと考えられます。
Windows 11は、第8世代以降のCPUを基本に設計されています。
第6世代以前のCPUでは、セキュリティや安定性の面で要件を満たせず、公式には対応していません。
今後もサポート対象が広がる可能性は低いため、もしWindows 11を正式に使いたいなら、対応する新しいPCへの移行を検討することが安心です。
Windows 10サポート終了後に第7世代PCはどうするべきか？
Windows 10はとても多くの人が使っているOSですが、じつはサポートがもうすぐ終わります。特に第7世代CPUを使っているパソコンの場合、今後どうすればいいのか悩んでいる人も多いはずです。ここでは、わかりやすく選択肢をまとめて説明します。
Windows 10のサポート終了日はいつ？
Windows 10のサポートは、2025年10月14日で終了します。
この日を過ぎると、
- セキュリティアップデート
- バグ修正
- 公式サポート がすべて打ち切られます。
つまり、パソコンに問題が起きても直せなくなり、ウイルスやサイバー攻撃に対してとても弱くなってしまう、ということです。
Windows 10サポート終了後に第7世代PCを使い続けるリスク
第7世代CPUを搭載したパソコンでWindows 10を使い続けると、いくつかリスクが出てきます。
- セキュリティアップデートがもらえないので、ウイルス感染のリスクが大きくなる
- 新しいアプリやソフトがWindows 10に対応しなくなる
- 不具合が起きても自己対応するしかなくなる
特に、インターネットに接続して使うパソコンでは、セキュリティリスクがとても大きな問題になります。
アップグレードして延命するパターン
一つの方法は、Windows 11にアップグレードしてパソコンを延命することです。
第7世代CPUでも、レジストリの変更など非公式な手順を使えば、Windows 11をインストールできる場合があります。
これによって、2025年以降も最新のセキュリティパッチを受け取れる環境を作ることができます。
ただし、非公式インストールにはリスクもあり、将来的なアップデート保証がない点には注意が必要です。
新しいPCに買い替えるパターン
もう一つの方法は、新しいPCを購入することです。
第8世代以降のCPUを搭載したパソコンなら、Windows 11に正式対応しているため、安心して長期間使い続けることができます。
また、新しいパソコンは
- 起動が速い
- バッテリー持ちが良い
- 最新機能が使える といったメリットもあります。
初期投資は必要ですが、安全で快適な環境を確保できる選択肢です。
コスト比較（使い続ける vs 買い替える）
では、コストの面ではどうでしょうか？
【使い続ける場合】
- 初期費用はほぼゼロ（非公式アップグレードは無料）
- ただし、万が一トラブルが起きたときの修理費や、情報漏洩リスクを考えると「隠れたコスト」が発生する可能性がある
【買い替える場合】
- 新しいPCの購入費（安いものなら5〜8万円程度）
- 長期的には、安心して5年以上使い続けられるため、トータルコストは安く済む場合もある
このように、短期的には「使い続ける方が安く見える」けれど、長い目で見ると「買い替えた方が安心・安全」という考え方もできます。
どういうユーザー層はどちらを選ぶべきか？
それぞれのおすすめパターンはこうです。
【使い続けるのがおすすめの人】
- パソコンをあまりインターネットに接続しない
- 多少のトラブルにも自分で対応できる
- できるだけお金をかけたくない
【買い替えるのがおすすめの人】
- インターネットやクラウドサービスをよく使う
- セキュリティを重視したい
- 新しい機能やソフトを安心して使いたい
自分がどちらのタイプに近いかを考えて、慎重に選びましょう。
第7世代CPUのパソコンは、Windows 10のサポート終了が近づく中、これからどうするかを考えるタイミングに来ています。
非公式アップグレードで延命するか、新しいPCに乗り換えるか、それぞれのメリットとデメリットを理解して、自分に合った選択をしましょう。
Windows11第7世代CPU緩和後の使い方と最適な選択肢
第7世代CPUでWindows 11は使うべきか？【リスク・性能比較】
第7世代CPUを使っているパソコンで、Windows 11にアップグレードするか迷っている人も多いでしょう。ここでは、実際に第7世代CPUでWindows 11を使ったときのパフォーマンスや、使い心地について詳しく紹介し、最後に使うべきかどうかの判断ポイントをまとめます。
第7世代CPUでWindows 11を使った際のパフォーマンス実測データ
いくつかの実験では、第7世代のIntel Core i5やi7を使ったパソコンにWindows 11をインストールした結果、基本的な動作に大きな問題はないことがわかっています。
たとえば、
- インターネットの閲覧
- オフィスソフトでの作業
- 動画視聴
といった軽めの作業なら、Windows 10のときとほとんど変わらないパフォーマンスを記録しています。
ただし、細かく見ると、Windows 10と比べて
- 起動時間が5〜10秒ほど長くなる
- アプリケーションの立ち上がりがやや遅く感じる
といった小さな遅さが確認されています。
使用感レビュー（軽快さ・遅さの体感）
実際に第7世代CPUでWindows 11を使ってみると、普段使いではそこまで大きな違和感はありません。
Webブラウザを開いたり、メールを書いたりするだけなら、Windows 10とほぼ同じスムーズさで操作できます。
一方で、パソコンを長時間使ったり、たくさんのアプリを同時に開くと、だんだん動作がもたつくことがあります。
特にメモリが8GB以下のパソコンでは、この傾向がより強く感じられます。
また、スリープからの復帰時に動作が不安定になったり、たまにフリーズするケースも報告されています。
問題が出やすいケース（高負荷作業・ゲーム・ビジネス利用など）
第7世代CPUの限界がはっきり見えるのは、負荷の重い作業をしたときです。
たとえば、
- 3Dゲームをプレイする
- 動画編集ソフトで高画質動画を編集する
- 多くのアプリを同時に使ってビジネス作業をする
こういった場合には、処理の遅さが目立ち、動作が不安定になることがあります。
特にゲームや動画編集のようにグラフィック性能も求められる作業では、第7世代CPUだと力不足を感じる場面が多くなります。
また、最新の重いソフトウェアは、Windows 11と第7世代CPUの組み合わせではスムーズに動かないこともあるので注意が必要です。
使うべきか？使わないべきか？の判断基準を提案
では、第7世代CPUでWindows 11を使うべきかどうか、どう判断すればよいのでしょうか。
【使ってもいい人】
- パソコンを軽い作業中心に使っている（ネット、メール、資料作成など）
- 動作のわずかな遅れは気にならない
- 多少の不具合にも自分で対応できる
【使うのをおすすめしない人】
- 最新ゲームや高負荷作業をしたい
- ビジネス用途で安定性を最優先したい
- 少しでもストレスのない環境で作業したい
軽い使い方しかしないなら、第7世代CPUでWindows 11を使うのもアリです。
でも、仕事やゲームなど、より重い用途でパソコンを使うなら、新しいCPU搭載機への買い替えを検討したほうが安心でしょう。
第7世代CPUでもWindows 11は一応使えますが、完璧な動作を期待するのは難しい部分もあります。
自分の使い方や重視するポイントを考えて、無理のない選択をしましょう。
Windows 11非対応CPUを使い続けるリスクとは？
Windows 11のシステム要件を満たしていないCPUを使っている場合でも、ちょっとした工夫をすればインストールできることがあります。ですが、そのまま使い続けるといろいろなリスクがあるので注意が必要です。ここでは、どんな問題が起きる可能性があるか、わかりやすくまとめていきます。
セキュリティアップデートが受けられない可能性
一番大きなリスクは、セキュリティアップデートが受け取れなくなるかもしれないことです。
Windows 11は、公式にサポートしているCPUに対しては定期的に安全性を高める更新プログラムを配信しています。
しかし、サポート外のCPUを使っている場合、Microsoftは
- 「アップデートを保証しません」
- 「今後の更新提供は不確定です」
とはっきり言っています。
もしセキュリティ更新が止まってしまったら、新しいウイルスやハッキング攻撃に対して無防備な状態になります。インターネットを使うだけで危険にさらされる可能性が高くなります。
ドライバー更新・互換性問題のリスク
もう一つのリスクは、ドライバー更新や互換性の問題です。
ドライバーとは、パソコンの中で機械とソフトウェアをつなぐ大事な役割を持つプログラムのことです。
非対応CPUを使っていると、新しいドライバーが提供されなくなったり、ソフトウェアや周辺機器との相性が悪くなったりすることがあります。
たとえば、
- プリンターが急に使えなくなる
- 最新版のアプリが正しく動かない
- 外付け機器（USBメモリ、外付けハードディスクなど）が認識されない
といったトラブルが起きることもあり、パソコンを快適に使えなくなるリスクが高まります。
法人利用におけるリスク（情報漏洩リスク）
個人利用ならまだしも、会社や仕事で使っているパソコンだと、リスクはさらに大きくなります。
セキュリティアップデートが受けられない状態で仕事に使うと、
- 顧客情報
- 社内の重要データ
- プライベートな個人情報
などがウイルスやハッカーに盗まれる危険性が高くなります。
一度情報が流出してしまうと、取り返しのつかない大きな損害が発生する可能性もあるので、法人利用では絶対に注意が必要です。
自己責任使用時の心得と対策（バックアップ必須など）
もし、それでも非対応CPUでWindows 11を使い続けたいなら、自己責任で運用することを忘れてはいけません。
具体的には、
- 定期的に大事なデータのバックアップを取る
- 信頼できるセキュリティソフトを使う
- なるべく危険なサイトにはアクセスしない
- 重要な作業は対応している別のパソコンで行う
といった工夫が必要です。
そして、何か問題が起きても、すべて自分で対応する覚悟を持つことが大切です。
誰かが助けてくれるわけではない、という意識を忘れないようにしましょう。
Windows 11を非対応CPUで使い続けることはできますが、それには大きなリスクが伴います。
特にセキュリティや互換性の問題は無視できないため、自分の使い方やリスク許容度に応じて慎重に判断することが大切です。
Windows 11要件緩和を待つべきか？【今すぐ判断するポイント】
Windows 11にアップグレードしたいけれど、自分のパソコンが要件を満たしていない。そんなとき、「もしかしたら今後、要件が緩和されるかも？」と期待して待つべきか、それともすぐ行動すべきか、迷う人も多いでしょう。ここでは、判断のヒントになるポイントをまとめます。
現時点で要件緩和の再拡大が期待できるか？
結論から言うと、現時点でWindows 11の要件緩和がさらに拡大する期待は低いです。
Microsoftは、Windows 11を発表したときから、「セキュリティ」と「安定性」を最優先にしていると強調してきました。
そのため、サポートするCPUやハードウェアの範囲を広げるよりも、むしろ厳しく守る方向に動いています。
一部、第7世代の特定モデルが例外的に対応リストに追加されたケースはありましたが、それ以上の広がりは見られていません。
今後も古いCPUが新たに公式サポートされる可能性は、かなり小さいと考えておくのが現実的です。
待つメリット・デメリット比較
待つ場合と、すぐ行動する場合、それぞれのメリット・デメリットを整理してみましょう。
【待つメリット】
- 無理な作業をしなくても、将来アップグレードできる可能性がわずかにある
- 出費をすぐに抑えられる
【待つデメリット】
- 要件緩和がなければ、いつまでもWindows 10のまま
- サポート終了が近づくと、パソコン選びが急ぎになり、良いモデルが手に入りにくくなる
- セキュリティリスクが高まる
【すぐ動くメリット】
- 安全にWindows 11が使える環境を早めに整えられる
- セキュリティや機能面で最新の状態を保てる
【すぐ動くデメリット】
- 新しいパソコンを購入するコストがかかる
- 乗り換え作業（データ移行など）が必要になる
このように、それぞれに良い点と注意すべき点があります。
「すぐ動くべき人」と「待つべき人」の具体的な例
具体的に、どんな人がどちらを選ぶべきかを見てみましょう。
【すぐ動くべき人】
- インターネットやオンラインサービスをよく使う
- セキュリティを最優先に考えたい
- ビジネスや学業でパソコンを毎日使っている
- 少し古いPCの動作が遅く感じ始めている
【待ってもよい人】
- パソコンはたまにしか使わない
- インターネットをあまり利用しない
- セキュリティリスクにある程度対応できる自信がある
- 予算的にすぐに買い替えが難しい
自分の使い方やパソコンへの依存度に合わせて、慎重に判断するのが大切です。
判断に迷ったらどうするか（予算・用途で決める）
どうしても判断に迷った場合は、「予算」と「用途」で決めるのがおすすめです。
- 新しいパソコンを無理なく買える予算があるなら、早めに買い替える
- どうしても今は買い替えが難しいなら、しっかりバックアップを取りながらWindows 10を延命していく
また、自分がパソコンでどんな作業をしているかを考え、リスクが許容できるかどうかを冷静に判断しましょう。
Windows 11の要件緩和を期待して待つのは、リスクを理解した上で慎重に行うべきです。
今すぐ行動した方が安心な人も多いので、自分の予算や使い方を見ながら、無理のないベストな選択をしていきましょう。
Windows 11対応中古PCの選び方【コスパ重視】
新しいパソコンを買うのはお金がかかるので、少しでも安く済ませたいと考える人も多いでしょう。そんなときに選択肢になるのが「中古PC」です。
ただし、中古だからこそ、買うときにはしっかりチェックすべきポイントがあります。ここでは、Windows 11に対応できる中古PCを、コスパ重視で選ぶコツを紹介します。
中古PCで見るべきスペック条件（第8世代以上、TPM2.0有り）
まず、中古パソコンを選ぶときに絶対に確認したいのは、スペック条件です。
Windows 11に対応している中古PCの基本条件は次の通りです。
- CPUは第8世代（Coffee Lake）以降のIntel製であること
- TPM2.0（セキュリティ機能）が搭載されていること
- Secure Bootに対応していること
とくにCPU世代は非常に大事です。第7世代以前だと公式にはサポートされていないので、できるだけ第8世代以上を選びましょう。
また、TPM2.0は設定でオフになっていることもあるので、店員さんに「TPM2.0が有効になっていますか？」と確認するのがおすすめです。
価格帯別おすすめモデル例
中古パソコンでも、選ぶモデルによって価格に幅があります。ここではざっくりとした目安を紹介します。
【3万円〜5万円くらい】
- ビジネス向けノートPC（例：Dell Latitudeシリーズ、HP ProBookシリーズ）
- そこそこ軽快に動く、日常使いにぴったり
【5万円〜7万円くらい】
- スリム型デスクトップPCや、高性能ノートPC
- 軽い動画編集や、複数作業を同時にこなしたい人向き
【7万円以上】
- ゲーミングノートPCや高性能モデル（中古でもハイスペック）
- 重い作業もサクサクこなしたい人向き
中古PCは「掘り出し物」が見つかることもあるので、こまめにチェックしておくといいでしょう。
購入前に必ず確認するべきチェックポイント
中古パソコンは、新品とは違って「過去にどんな使われ方をしていたか」がわかりません。だからこそ、次のポイントは必ず確認しましょう。
- バッテリーの状態（ノートPCの場合）
→ 古くなっていると、すぐに充電が切れることもあります。 - 外観のキズやへこみ
→ 動作には関係ないこともありますが、気になるなら事前にチェック。 - 画面にドット抜け（黒い点）がないか
→ 画面をよく見て、変な点や線がないか確認しましょう。 - 付属品が揃っているか（電源アダプタ、リカバリーディスクなど）
→ ないと困るものが抜けていないか要確認です。
このあたりをしっかり見ることで、失敗を防ぐことができます。
保証や返品条件も必ずチェックするべき理由
中古パソコンには、ものによって保証が付いている場合と、まったく付いていない場合があります。
できれば、最低でも1か月保証が付いているものを選びましょう。
初期不良（最初から壊れているなど）は、購入後すぐに気づくことが多いので、保証がないと損をするリスクが高くなります。
また、返品できるかどうかも重要です。
「動かない」「説明と違った」などのトラブルがあったときに、返品できるお店を選んでおくと安心です。
保証や返品の条件は、購入する前に必ずお店の人に確認しておきましょう。
Windows 11対応の中古PCをコスパ重視で選ぶなら、第8世代以上のCPUとTPM2.0搭載は必須条件です。スペックだけでなく、バッテリーや保証のチェックも忘れずに、自分に合ったお得な1台を見つけましょう！
例えば、第8世代のIntel Core i5を搭載したノートパソコンは、Windows 11の要件を満たしており、中古市場でも手頃な価格で入手可能です。
以下のリンクから、該当する製品を確認できます。
Windows 11対応自作PC・カスタム構成のポイント
自分でパソコンを組み立てる「自作PC」は、自由にパーツを選べるのが魅力です。Windows 11に対応させるためには、選び方にいくつか注意点があります。
ここでは、初めての人でもわかるように、自作PCやカスタム構成を組むときのポイントを紹介します。
Windows 11対応マザーボード・CPUの選び方
Windows 11を使うためには、パソコンの中心となるマザーボードとCPU選びがとても大切です。
【CPUの選び方】
- Intelなら第8世代（Coffee Lake）以降
- AMDならRyzen 2000シリーズ以降
これより古いCPUだと、Windows 11の正式なサポート対象外になってしまうので注意が必要です。
【マザーボードの選び方】
- CPUに対応したチップセット（例：IntelならZ370、B360など）
- TPM2.0機能が搭載されているもの（またはBIOS内蔵）
新しめのマザーボードならTPM2.0は標準搭載されていることが多いですが、古いものだと付いていない場合もあるので、購入前にしっかり確認しましょう。
TPMモジュール搭載マザボの重要性
Windows 11では、**TPM2.0（セキュリティ機能）**の存在が必須条件になっています。
マザーボードにTPM2.0が
- 最初から搭載されている
- BIOS設定で有効にできる このどちらかである必要があります。
もしTPMモジュール非搭載のマザーボードを選んでしまうと、後からWindows 11がインストールできず、大きな手間と出費が発生する可能性があります。
購入前に「TPM2.0搭載 or BIOS内蔵対応」と書いてあるか、必ず確認するようにしましょう。
予算別おすすめ構成例（ミニマム／コスパ重視／ハイスペック）
予算に応じたおすすめの構成イメージも紹介します。
【ミニマム構成（予算5万円前後）】
- CPU：Intel Core i3 第10世代
- マザーボード：B460チップセット
- メモリ：8GB
- ストレージ：SSD 256GB
【コスパ重視構成（予算7〜9万円）】
- CPU：Intel Core i5 第11世代
- マザーボード：B560チップセット
- メモリ：16GB
- ストレージ：SSD 512GB＋HDD 1TB
【ハイスペック構成（予算15万円以上）】
- CPU：Intel Core i7 第13世代 or Ryzen 7 7000シリーズ
- マザーボード：Z690チップセット
- メモリ：32GB以上
- ストレージ：NVMe SSD 1TB以上
自分がどんな作業をするか（インターネット中心なのか、動画編集をするのかなど）によって、構成を決めると無駄がありません。
長期安定運用を見据えたパーツ選びのコツ
せっかく自作するなら、長く安心して使えるパーツ選びを心がけましょう。
ポイントは次の通りです。
- 電源ユニットは品質重視（安すぎると故障しやすい）
- 冷却性能も大事（特にCPUクーラー、ケースファン）
- メモリは余裕を持って搭載（最低でも16GBがおすすめ）
- ストレージはSSD中心で、耐久性の高いものを選ぶ
また、パーツの保証期間もチェックしておくと安心です。
特に電源やマザーボードは、長期保証（3年～5年）が付いているモデルを選ぶと、もしもの時にも安心できます。
Windows 11に対応した自作PCを作るなら、CPUとマザーボード選びがとても重要です。
TPM2.0対応も忘れず確認し、予算に合わせてパーツを組み合わせれば、自分だけのコスパ最強マシンが手に入ります。
例えば、Intel Core i5-8400は第8世代のCPUで、Windows 11の要件を満たしています。
また、TPM2.0モジュールを搭載したマザーボードや、80PLUS GOLD認証の電源ユニットも検討すると良いでしょう。
これらのパーツは、以下のリンクから確認できます。
これらのパーツを組み合わせることで、安定したWindows 11対応の自作PCを構築できます。
なお、自作PC初心者向けに【ツクモの自作PC相談で初心者が失敗しない方法】もまとめていますので、あわせて参考にしてください。
Windows11でCPU第7世代の緩和状況と今後の対応まとめ
Windows11では、当初厳しく設定されていたCPU要件に対して、第7世代CPUの一部モデルが例外的にサポートされるなど、緩和の動きが見られました。
しかし、基本的には第8世代以降が正式な対応範囲であり、今後さらに古い世代のCPUが追加対応される可能性は低いと考えられています。
第7世代CPUを使ったWindows11の運用は、ある程度安定する場合もありますが、動作不安定やアップデート非対応などリスクも伴います。
自己責任で使用する場合には、バックアップやセキュリティ対策を万全に整えることが重要です。
これからWindows11環境を整えたい場合は、中古PCの選び方や自作PC構成を見直し、正式サポートされたCPUを搭載した機種への乗り換えを検討するのが、安全で長期的に安心できる選択肢となるでしょう。
